排水管清掃
2016年08月26日
今日は当社管理物件の雑排水管、専有部及び共有部の排水管清掃を行いました。
近年、アパート・マンションといった集合住宅では定期的な排水管洗浄が常識になっています。
当社丸栄開発の管理物件でも、年に一回の頻度で専門の業者に依頼し行っております。
例えば、マンションの上階で排水管が詰まってしまうと…
汚水の逆流により下階では天井裏から水のしたたる大パニック。
ひとつの建物を共有して暮らしているわけですから、ひとつのトラブルはみんなのトラブルになりかねません。
自分の専有居室だけでなく、建物内の全居室で行わなければ意味がない、ということも上の例で理解していただけると思います。
こうして、マンション・アパート等集合住宅の排水管定期洗浄は、詰まってからでは遅すぎる、詰まる前に、住民の方が住みやすさの保険として行っているという訳です。
今回の作業は、各戸排水枝管と本管を超高圧で同時に洗浄していきます。
具体的には、特殊な洗浄ワイヤーを排水管内に挿入し、先端のノズルから高圧水を噴射させて管内に付着する汚れを削ぎ落とします。
台所、洗面所、洗濯場、風呂場などの各排水口から洗浄していくため、各戸に入室しての作業。
先程も説明したように、一室でも不在で洗浄ができないと、本管が詰まり、逆流する等の問題が起こることがあります。そのため、不在の居住者の方からは事前に許可をもらい、当社社員がカギを開けて部屋に入り立会い作業を行います。
今回も入居者様のご協力のお蔭で、全室作業は滞りなく終わることができました。
ありがとうございました！
水漏れと言えば、業者さんから聞いたトイレが原因となる水漏れ事案を二つ。
マンションで「オムツ」をトイレに流し、１階が大惨事になった事件。
加害者曰く「流れると思った」のだそうです。
また、タバコの吸殻とティッシュペーパーが溢れた事件。
加害者曰く「同じ紙だから、大丈夫と思った」のだそうです。
排水管は普段、目に見えないために、美観意識が薄れる共用部分です。
ただし、事故が起きると確実に日常生活に支障をきたす箇所になりますので、入居者の皆様全員の協力を持って、清潔に長く使いたいですね。
