ゴールではなくスタートです
2016年09月06日
昨日は損保一般試験に行って来ました。
現資格の有効期限が迫っており、資格有効期限までに合格しないと資格有効期限の翌日から保険募集を行うことができなくなります。
今回勉強する中で、「あっ、そうだ!」となることもあり、知識を固める良い機会になりました。
結果は数日後に出ますが、一番大事なのは結果ではなくこの知識を現場に活かしていくことです。
当たり前ですが、資格を持つことがゴールではなく、資格を利用して周りに役立て、自分自身が成長していくことや発展していくことが大事です。
ゴールとスタートを勘違いしてはいけません。
例えば、
どんな業界でも、契約が決まったらゴールであると考えている営業マンがいます。
また、商品の引き渡しが終わったらゴールであると考えている売り場担当がいます。
また、売り上げが上がったらゴールであると考えている経営者がいます。
果たしてそうでしょうか?
車業界では、
車の契約が決まった瞬間に一番嬉しいのは誰でしょうか?
それは、お客様ではなく、ノルマに追われている営業マンだと思います。
では、お客様が一番喜ぶ瞬間はいつでしょうか?
それは、間違いなく、車が納車される時です。
そうなんです。
このように営業マンとお客様の気持ちが高まる瞬間は違うことが多々あります。
契約の時のガッツポーズをしたような気持ちが納車の時にないと、お客様としては「あれ?」となりかねません。
そのあと売りっぱなしで、無料点検、半年点検、一年点検、車検などのご案内、その他のご提案などがないと、二度とその担当からは車を買わないでしょう。
契約はゴールではなくスタートです。
賃貸でいえば、お部屋の契約が決まったらゴールではありません。
契約後に入居者様が引越しをし、入居期間中のトラブルがあった場合は相談窓口となり、入居者様が心地よく生活できるようにサポートする。
契約はゴールではなく、お客様とのお付き合いが始まるスタートです。
ゴールとスタートを勘違いしてはいけません。
何事も大きな目的や目標があるはずです。
会社でも、人生でも。
目の前のことに夢中になり、真の目的や目標であるゴールを見失わないよう、自分自身も、ふと、立ち止まり、確認していきたいと考えます。