お部屋探しシリーズ「情報収集(上)」
2016年09月21日
「希望家賃」「立地」「間取り」「設備」などの希望条件が決まったら、次は物件の「情報収集」です。
2回に分けてご説明します。
今回ご説明することは、こちらを読んでいる方であればご存知の方がほとんどでしょう。
しかし、一応説明します。
物件の情報収集には主に4つの方法があります。
1.不動産会社を訪ね歩く
希望エリア沿線の不動産会社を訪ね歩き、自分の希望条件に合う部屋を探します。場合によっては、内見することで自分の目で確認できます。この方法は探す期間に十分な余裕があったり、何度も現地に行き部屋探しのできる方にオススメです。時間のある方、すでにその周辺に在住で土地勘もあるという人向けの方法です。
2.インターネットで調べる
パソコン・スマホ活用派にオススメです。不動産屋のポータルサイトや、不動産屋のHPにアクセスしてみましょう。ほとんどが「エリア」「路線」「条件」などから検索が可能です。間取り図・外観・内観写真も豊富に掲載しているので、部屋を内見する前に事前にイメージがしやすく便利です。多忙な人にはぴったりです。
3.不動産会社にメールや電話をする
不動産会社に直接メールや電話をして、自分の希望条件を伝えましょう。担当者が、物件賃料やエリア情報を詳しく提供してくれます。住みたいエリアの不動産屋であれば、より細かい地域情報などを入手できます。インターネット情報に掲載されていない物件など、マル秘物件情報と巡り合える可能性もあります。
4.住宅情報誌の活用
書店・コンビニなどで購入できます。多数の地域が掲載されており、家賃の違いや地域性を見比べられる点も特徴です。物件の見方や専門用語などの解説もあるので、初心者にオススメです。しかし、雑誌からの情報はそれが発売されるまでに2週間程のタイムラグが生じてしまうという欠点があります。気に入った物件を不動産会社に問い合わせても、すでに借り手がついてしまったというケースは少なくなくありません。
この様に、物件の情報収集には主に4つの方法があります。
しかし、ひと昔前と違い、ここ数年物件情報収集に変化が起き、さらにそれが加速しています。
では、どう変化したのでしょうか?
それは、「イターネット利用の上昇」による、「不動産会社を訪ね歩く人の減少」です。
ネットの普及により、不動産会社の窓ガラスに掲載されている物件を確認し、不動産会社を訪ね歩く人の数が減り続けています。
次回、お部屋探しシリーズ「情報収集(下)」では、物件情報収集の①それぞれのメリットやデメリット、②疑問、③よく受ける質問などについて掲載します。