雹による損害で車両保険は出るのか?
2017年07月19日
昨日の天気、戸田市でも不穏な天気に一瞬なりかけましたが、特に影響はありませんでした。
しかし、8KM程しか離れていない池袋の映像をテレビで見たのですが、
雹が降り、突風が吹き、木が折れたり、屋根が壊れたりと大変な状況にビックリしました。
また、車の中から撮影している映像では、車に雹が降り注ぐ「ボコボコボコ」という連続音が・・・
車のボディーに凹み傷が多数できたのではないかと気になってしまいます。
さて、
雹による損害は、自動車事故ではないから車両保険の補償対象外とお考えではないでしょうか?
実際、雹による損害を保険会社に報告しない人が意外と多いようです。
基本的に天災で車両保険の対象外となるのは、
「地震」「噴火」「津波」の3つです。
(地震・噴火・津波による損害も車両保険の補償対象とできる特約が用意されている保険会社もあります)
よって、
「台風」「大雪」「落雷」「竜巻」「高潮」「雹」などの天災による車両損害であれば、車両保険の種類が「一般条件」でも、「車対車+A」でも補償されます。
車対車や、車両保険なしでは補償されません。
(一部保険会社では車両保険の範囲を細かく設定でき、天災の部分が対象外となっている場合もあり得ます)
また、保険を使った場合、以前までは「等級据え置き事故」の扱いでしたが、「1等級ダウン事故」としての扱いの保険会社がほとんどとなっております。
また、保険金の支払い義務は2年経過すると時効によって消滅すると法律で定められていますので注意ください。
色々と書きましたが、加入している保険内容によっても多少違いますので、
今回の雹による損害で大切なお車に凹み傷が出来た方は、是非保険会社へお問合せください!
ちなみに、
先程書いたように噴火は車両保険の 対象外ですが、隕石は飛来物という事で車両保険の 対象となります。